人には「好きな人」「嫌いな人」そして「関心のない人」がいます。
「好きな人」の反対はどんな人だと思いますか?
人間である以上、すべての人に対して、平等に好感を持つことは不可能な事です。
どうしても嫌悪感を抱いてしまう人がいて当然です。
では、「好感を持てる人」つまり好きな人の反対が「嫌悪感を抱いてしまう人」つまり嫌いな人、という事になるのでしょうか?
厳密に言えば、答えは「No」です。
なぜならば、「過剰に意識している」という意味では、人に対する好きと嫌いは同じことだからです。
好きな人に対しては、特に異性に対しては、「あの人はどんなことに興味があるのだろう?」など、目の前にいなくても考えてしまう、意識してしまうものです。
それに対して、嫌いな人に関しても、ネガティブな感情で意識させられてしまいますし、その人が目の前に居なくても、陰口をたたいてしまう事も少なくありません。
好き嫌い共に「過剰に意識している」と言えるわけです。
では、「好きな人」に対する、反対の人はどんな人の事を言うのでしょうか?
「好きな人」の反対は「嫌いな人」ではなく「無関心な人」
「好きな人」の反対は「嫌いな人」ではなく「関心のない人」つまり「どうでも良い人」となります。
嫌いな人は自分にとって、近くにいて都合の悪い人、とも言い換えることができるわけですから、その嫌いな人が少しでも自分の意識の中にいるのは、当然自分にとって都合が悪いわけです。
嫌いな人の事は意識の外に放り出してしまった方が得策です。
「嫌いな人」に対しては「無関心」で対応。
嫌いな人を意識してしまう事で、自分にとって貴重な「心」も「時間」も、その嫌いな人に奪われ汚されるのは、自分にとってすごく損な事。
嫌いな人には「嫌い」と言うより「無関心」に意識をスライドして対応してみたらいかがでしょうか?
ぜひ試してみてください。
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