【麻雀】手牌にブロックがいくつあるかを、常に確認【5ブロック理論】【極基本】

5ブロック理論

麻雀は4つの面子と1つの雀頭を、誰よりも早く作り上げることを競うゲームです(七対子と国士無双は除く)。なので、手牌の中で、この5つの牌のかたまり(=ブロック)が見込める事を確認しながら手作りを進めることが重要になってきます。

5ブロック

まずは、ブロック5個を見積もることを目指します。ブロックの中には、嵌張(カンチャン)や辺張(ペンチャン)のような愚形もブロックにカウントします。ただし、その時はブロックではない、浮いた3~7の数牌(浮き牌)を1枚は手牌に残しておきましょう。この浮き牌に牌が付いて両面塔子(ターツ)になって6ブロックになったら、愚形のブロックを外して、5ブロックに構えます。

また、一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国のような辺張部分に牌が重なり一萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国のような形になると雀頭候補として使えるようになります。それまでに確保していた雀頭候補が3~7の牌だったら、こちらが両面塔子になる可能性が高いので、そちらは面子候補に切り替えることができるようになります。

もちろん、愚形部分がすんなり埋まれば、それを採用し、ブロック候補としておいていた浮き牌は早めに切りましょう。

4ブロック

ブロックの数が増える前に面子ができていき、どうしても4ブロックしかできない場合もあると思いますが、その場合は、4ブロックのまま進行していっても構いません。

その時は「くっつきの1シャンテン」を目指します。

また、辺張や端寄りの嵌張を含む5ブロックで手牌を進めておき、3~7の強力な浮き牌を持ってきた時点で辺張を払い、4ブロックにするのも有効です。この時、浮き牌が三色同順や一気通貫に関連する牌だと一気に高打点も見込めるようになります。

6ブロック

思いの外ブロックが増えてしまい、なおかつ外すブロックを選べない場合もあるかと思います。その場合は6ブロックのまま手を進めても構いませんが、いずれはどこかのブロックを外さなければならなくなります。

外すときの基準は様々ありますが、そのいくつかを紹介します。

  • 欲しい牌がポンされたり、河に大量に切られてしまった場合。
    両面待ちの片方の牌が他家にポンされたり、立て続けに切られてしまたら、その両面塔子は、辺張とほとんど変わらなくなります。そのブロックを外した方が良いでしょう。 この様に、どこかのブロックが突然弱くなっても対応しやすいのが、6ブロックで進めるメリットです。
  • 2度受け
     三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国のような2度受け部分は、間の五萬:麻雀王国の受けがかぶっているので、有効枚数が少なくなっています。もちろん五萬:麻雀王国を先に引くことができれば3面張の強力な待ちになるのですが、そうなる前に、2度受け含みの6ブロックになってしまったら、この部分のどちらかを払うようにした方が、有効牌の種類が減りにくくなりますので、有利になる事が多くなります。

5ブロックを基準に進める。但し、5ブロックに縛られる必要はない。

麻雀は、自摸る牌を自分で選べない以上、手牌がどのように育っていくかはわかりません。どんな育ち方にも対応できるよう、5ブロックを基準にしながらも、5ブロックに縛られない、柔軟な手牌進行を心掛けることが重要になってきます。

ぜひ、試してみてください。

※牌画には麻雀王国の「牌画入力ツール」を使用しています。

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